フッ素を使用したことがありますか?

フッ素を塗ることによって、虫歯になりにくい強い歯をつくります。そして、原因菌を抑えて新しい虫歯の発生も防ぎます。
 フッ素は摂取量が多すぎても障害となり、少なすぎても障害が起こります。そのため、歯磨き粉の中に入っているフッ素の量も、安全性を考えた決められた範囲内になっています。
 歯科医院で使用するフッ素は高濃度で、速効的な歯質の強化、虫歯の予防になります。また、家庭で使用するフッ素は低濃度ですが、毎日続けることで予防の効果が高くなってきます。
 最近では、ほとんどの歯磨き粉にフッ素が入っていますし、低濃度のフッ素のジェルもご家庭で使うことができます。

【フッ素の濃度】
★自宅★ 1000ppmまで(濃度が低い)
★歯科★ 9000~20000ppmまで(濃度が高い)

皆さんもぜひフッ素を試してみてください☆



PMTC

歯の汚れは気になるもの。毎日歯みがきを欠かさずやっても、完璧にキレイにするのはむずかしいものです。
 家の大掃除や衣服のクリーニングもプロに頼めばやっぱり仕上がりが違います。気になる歯の汚れも私たち歯科衛生士やドクターにかかれば見違えるほどキレイになります。
 歯の表面に残った食べかすは、細菌によって“プラーク”とよばれるネバネバした糊のような物質に変化します。“プラーク”は水に溶けないので、いくら口をゆすいでもとれません。歯ブラシの毛先でカキ落とすしか方法がありません。
 上手な歯みがきで“プラーク”がすべて落とせればいいのですが、取り残しの“プラーク”は歯ブラシでは取りにくい“バイオフィルム(細菌が膜状になったもの)”、あるいはだ液中のカルシウムによって“歯石”になってしまいます。

歯みがき上手のあなたも、歯みがきふつうのあなたも、私たちプロによる徹底的な大掃除を受けることをお勧めします。
すなわち、
P プロフェショナル M メカニカル T トゥース C クリーニング

くわしくはスタッフに遠慮なくご相談ください。

 

矯正治療について

現代人のあごが小さくなったといわれています。

あごが小さいと歯の生える場所が狭まり、結果として歯並びが悪くなります。
 また、永久歯に生え変わる前にむし歯などで乳歯がなくなった場合も、歯並びが悪くなりやすいといえます。

歯並びが悪いと…
①歯ブラシの届かない死角ができ、そこからむし歯や歯周病になりやすくなります。
②噛み合わせ不正により、カクカクあごが鳴ったり、口が開けづらいなどの症状がでることがあります。
③よく噛まずに飲み込むことが癖になりやすく、結果として胃腸に負担がかかり、それによる疾病への影響も無視できません。
④歯並びが悪いと、話や食事の最中につばが飛んだり、正確な発音がしにくい場合もあります。

矯正治療は歯を削ったり被せたりしないで、もって生まれた自分の歯を適切な位置に並べ、物を噛むという基本的な機能と審美性を回復し、将来むし歯や歯周病になりにくくする目的があります。
 治療期間が長くかかる場合もありますし、また、患者さんご自身の治療中の口腔衛生管理や治療の協力がたいへん重要になります。矯正治療を始めることは大きな決断かもしれませんが、適切な時期に適切な矯正治療を受けられることをお勧めします。
 わかばデンタルクリニックでは毎月1回、矯正専門医が診察しております。料金や治療期間などの相談・カウンセリングもいたしますので、歯並びでお悩みの方はお気軽にご相談くださいませ。
※カウンセリングを受けたからといって、必ずしも治療をしなければならないということはございませんので、ご安心下さい。

                               

  

定期健診のおすすめ

口の中はどんなに磨いても100%きれいにはなりません。特に歯周ポケットの中のプラークはご自分では取り除くのが困難です。また、治療した歯や歯肉の状態は自分自身ではチェックしにくいものです。
歯の健康チェックのためにも、定期的な検診をおすすめします。
当院ではご希望の方に、半年~1年後ごとにおハガキでご連絡させていただいております。

 

お子様の歯科検診

わかばデンタルクリニックでは、一時預かり保育をご利用のお子様の歯の健康チェックを行っております。毎月1回、虫歯や歯ぐき、歯並びの状態をカードに記入します。歯科と託児室が提携している特長を生かし、保護者の方が安心できるような施設を目指します。

                                             

  

著書の紹介


『上手に食べるために』
  ―発達を理解した支援―
 医歯薬出版㈱
 著者 田村文誉(当院非常勤歯科医師)
    楊 秀慶
    西脇恵子
    大藤順子

「食べる」ってなんでしょう?普段私達は何不自由なく食べているのですが、実は「食べること」は誰でもができるわけではなく、お母さんをはじめとした養育 者のもとで育まれてきた結果、「食べられるようになる」のです。お子さんがしっかりと栄養をとり、しかもおいしく食べてくれるようにお母さんは必死で、そ のため、深く悩んでしまうことでしょう。
この本は、日本歯科大学歯学部附属病院 口腔介護・リハビリテーションセンターで、食べることに問題がある子供さんや病弱高齢者などの治療に取り組んでいる歯科医師、言語聴覚士、管理栄養士のチームが、新しい視点から書き下ろしたものです。
この本が、すべてのお子さんの「食べる行動の発達の助けになること」を心から願います。